この単元は、昔の遊び道具を作り、それで遊ぶことを通して日本の伝統文化に親しむとともに、園児への説明、問いかけ、応答などのコミュニケーション能力を育て、1年生としての自覚を持つことを目的としています。
体験した遊びは、「ふくわらい」「とんとんずもう」「ストローとんぼ」の3つです。
1年生は事前にすべてのあそびを作って楽しみ、園児さんにはどのように遊んでもらったり作ってもらったりすればよいか、具体的な言葉のかけ方を考えました。
当日は、各クラスのあそびのひろば委員が進行を務め、さらに3つの遊びそれぞれのリーダーが簡単に遊び方や作り方の説明をしながら会を進めました。
1.はじめのかい
園児さんを拍手で迎えました。お互いにまだ少し緊張しています。
2.ふくわらい
完成したおもしろい顔を見て一緒に笑いました。上手にできた園児さんもいて、
1年生は「うまくリードできたかな」と満足そうでした。
3.とんとんずもう
1年生が紙のおすもうさんを切り抜いておき、
仕上げに園児さんに目や口などを描きこんでもらったら、いざ「はっけよい」。
4.ストローとんぼ
リーダーが飛ばし方を実演しました。園児さんからは「おおっ」という歓声が。
はねの折り方と回す時の手の動きがこつです。
できあがったら外に出て、思い切り飛ばして遊びました。
5.おわりのかい
とんとんずもうとストローとんぼをおみやげにしました。
お別れは、名残惜しそうに最後まで手を振っていました。
みんな、笑顔で優しく園児さんに接することができました。入学して7か月がたち、お兄さん、お姉さんらしさが見られた一日でした。