乾留実験とは個体に空気に触れさせないで加熱し、いくつかの物質にわけることです。
実際に木片をアルミ箔で包んで加熱すると木炭と木ガス、木酢液、木タールができます。
6年生は「ものの燃え方と空気」について学習しました。
ものが燃え続けるためには、新しい空気が必要であることから、酸素や二酸化炭素の学習を行ってきました。
今回の学習の課題は「空気に触れさせないで熱するとどうなるか?」です。 燃えてしまって灰になることを予想する子どもも少なくありませんでした。
実際に実験してみて出来上がった木炭を燃やしてみました。そこで木炭と灰の違いを認識することができました。また、木ガスに点火し、木酢液や木タールの生成も確認しました。