まず、1年生は「節分とは何?」「どうしてまめまきをするの?」という調べ学習からスタートしました。幼稚園などの行事で経験はあっても「どうして?」はよくわかりません。そこで、おうちの人にインタビューしたり、本で調べたりしました。
節分の意味が分かったら、次は学校でどんなまめまき会をしたいかクラスごとに話し合いました。特に2年生は、昨年も経験しているので、今年は1年生と一緒にどんなことをしたいかしっかり考えました。そして、1,2年生の各クラスから委員が集まって、まめまき会のプログラムを決めて会の準備をしました。
1月26日(月)は1,2年生のペアで、鬼のお面と豆を入れるますを作りました。ここは2年生の出番です。一緒に作りながら、お面やますの作り方のポイントを上手に1年生に教えてくれました。出来上がりは、ペアでよく似ています。
1年生は「どうして豆を炒るのか?」も学習しました。2年生が持ってきてくれた焙烙に生の豆を入れ交代で炒りました。教室の中に、だんだんと香ばしい香りがしてきます。炒り終わったら、熱々の豆を2粒だけ味見してみました
1年生も2年生も、自分の心から追い出したい鬼を紙に書きました。それをクラスでまとめて大きな鬼の出来上がりです。
2月2日(月)1日早いのですが、体育館でまめまき会を行いました。
朝から教室の入り口に、やいかがしやヒイラギを飾って準備しました。
鬼の面をつけ、ますに豆を入れて体育館に入場して会が始まりました。
クラスの委員さんたちが大活躍です。みんな、寒さも忘れて思いきり楽しみました。
〈プログラム〉
①はじめのことば
②まめまき○×クイズ
③まめまきじゃんけん貨物列車ゲーム
④まめまき
⑤まめまきの歌
⑥おわりのことば
○×クイズはよく問題を聞いてペアで考えて移動しています。
自分の心の中から鬼を追い出します。「鬼は外!」の声に力が入ります。
大きな声で元気いっぱい「まめまき」の歌を歌いました。
鬼もすっかり逃げて行ったことでしょう。
1,2年生のペアとお弁当を食べた後は、年の数だけ豆を食べました。
朝、教室に飾ったやいかがしは、来年の豊作を祈って田んぼに供えました。
この田んぼで2年生は米作りの学習を毎年行っています。