この行事では、園児との交流を通じて1年生が年長者として自覚し、幼い子への思いやりを示すことが学習目標です。1年生は園児に遊んでもらえるよう「ふくわらい」「とんとんずもう」「ストローとんぼ」の材料を用意し、準備しました。
遊びの広場の委員になった1年生は、挨拶や全体の進行などの役目をきちんと果たしました。園児を教室に迎えようと廊下に出て、「いらっしゃい、こちらからおあがりください。」と笑顔で迎えました。また、それぞれの遊びの担当者も、園児さんにやさしく遊びの説明をしたり、作り方を説明したりして一生懸命でした。
「ふくわらい」では、始めにやさしく目かくしをつけてあげました。面白い顔ができて園児も緊張がとれたようです。
「とんとんずもう」では、おすもうさんの型紙を切り抜き、色を付けさせてあげながら園児に話しかけていました。「ここに、まわしをかこうね。」園児の小さなうなずきで作業もスムーズに運びます。箱に乗せた小さなおすもうさんは、勢いのいいとんとんであっという間に勝負がついたようです。
「ストローとんぼ」では、園児の目の前でとんぼを新しく作ってあげました。ストローに牛乳パックの紙を取り付けるのが難しく、細かな技が必要です。固い紙を少しねじったらできあがり。次は、ストローを回す向きが問題です。うまく、飛び上がると園児も飛び上がって喜びました。
最後になると、教室はみんなの笑顔に包まれて園児とハイタッチしたり、ハグしたりして別れを惜しみました。