この活動では、模擬設備での実践を通して、自分の命を守り人に迷惑をかけない歩行や横断の仕方について学習します。また1・2年生が合同で活動する中で、1年生は2年生に対する信頼を深め、2年生は上級生としての責任感と誇りを持つことへもつながっていきます。
出発前の説明。広島交通ランドまでは歩いていきます。
「2年生のみなさん。1年生を安全に連れて行ってあげてね。」
橋の上の歩道は、狭いので1列で歩きます。前を歩く1年生を見守りながら、2年生が後ろを歩きます。
1年生の手を引く2年生。
「あぶないから、手を放しちゃだめだよ。」
車は通りませんが、横断歩道や信号機は本物です。安全な場所で、実際に歩いて見ながら学習ができます。
「道を歩いたり道路を渡ったりする時に、どんなことに気をつけたらいいかな?」
「手を挙げて。右見て。左見て。」
「右を見ながら渡る。」
「左を見ながら歩く。」
「赤は、とまれ。」「青は、渡ってもよい。」
天気にも恵まれ、しっかりと学習ができました。
引かれる手から、握り合う手へ。1年生と2年生の心の距離がぐんと近づいたように感じられました。