1月16日(土)
2年生の5月から始まったくすのきの学習「もち米を作ろう」がついにクライマックスを迎えました。
子どもたちは、5月に代かき。6月に田植え。秋には刈り取り、脱穀やもみすりまで、愛情持ってお世話をしてきました。そしてついに、おもちにして食べる日がやってきました。
まずはお米のプロ、牛田食糧さんのお話を聞きました。
1年かけて大きくなるお米の大切さや、田んぼが自然の為に大きな働きをしていることなど、子どもたちが知らなかったり、改めて考えさせられたりするお米の秘密を教えて頂きました。
もちつき場では、子どもたちの元気な声が「よいしょ!こらしょ!」と響き、心を込めてもちをついています。
けれどもまだまだ力の弱い2年生…。力いっぱいついたつもりでも、おもちがびくともしない子も……。
そこでお父さんの出番!「よいしょ!こらしょ!」
力持ちのお父さんの助けもあって、おいしいおもちが出来上がりました。
その後、つきたてのおもちを丸め、満足のいくおもちが完成した子から、「いただきます!」
子どもたちは「おいしい!」「もっと食べたい!」などとおいしそうにいただいていました。
中には、「家で食べているおもちと、何もかもが違う!」と驚いている子もおり、つきたてのおもちのおいしさを感じた様子でした。
もちつきパーティを迎えるまでに、子どもたちは多くの事を学んできました。
中でも、脱穀やもみすりなど、伝統的な米作りについて学ぶことで、米1粒の大切さを強く感じたようです。実際にこの学習が始まってから、「お米一粒残さず食べました!」とお昼ご飯のお弁当を綺麗に食べて持ってくる子が何人もいます。
この学習を通して感じた、食べることへの喜びと、感謝していただく気持ちをこれからも大事に持ち続けてほしいと思います。