これまでの学習で、2年生は自分達で育て、収穫、脱穀、精米を体験し、もち米を食べるところまでの工程を学習してきました。今回は活動を通して、食べ物の大切さやそれに関わる人々の苦労、やり遂げる達成感を学ぶ事を目的としました。
今回の餅つきパーティーは、2年生くすのき「もち米をそだてよう」の学習での収穫祭として扱いました。自分たちで作ったお餅を皆で食べることの楽しさ・美味しさ、調理してくださった方への感謝の気持ちなど食育にも繋がる学習になりました。
① 餅つきの準備や補助、片づけを主導してくださる牛田食糧の橋本さん。そして、お手伝いのために駆けつけてくださった30名を超えるお父様・お母様方。よろしくお願いいたします!
② 蒸したてのもち米は、ぱらぱらとしてすぐにはつくことができません。そこで、子ども達が餅つきをする前に、お父様方に「こね」の工程をして頂きました。ばらばらだったもち米がまとまってきたら準備完了。次は子ども達の出番です。
③ 「思っていたより、重たい…。」
お父様達が、簡単そうについていたので杵が軽そうに見えたのでしょうね。それでも、自分一人で、またお父様に少しだけ手を添えていただきながら、がんばってお餅をつきました。
④ さて次は、お餅を丸める活動です。自分で食べるお餅は、自分で丸めます。
「中のきれいなところが、表に出てくるように包むようにまるめるのよ。」お母様達に教えて頂きながら、真っ白いお餅と向き合う子ども達。
「あったかい。」「やわらかい。」
つきたてのお餅の感触もしっかり味わってくれたようです。
⑤ さあ、いよいよお待ちかねの試食タイム。
「おいしい。」「僕、まだ2個ぐらいたべられそう!」つきたてのお餅は、柔らかくて、温かくて、お米の甘さも感じられます。それに加えて、今日のお餅には「自分達で育てたお米という達成感」と「お父様・お母様の愛情」の隠し味入りですから、そのおいしさも格別です。
何もつけずに食べる子、お醤油や砂糖醤油をつけて食べる子。食べ方はそれぞれですが、皆つきたてのお餅をしっかり味わってくれたようでした。
今回の行事に限ったことではありませんが、保護者の方をはじめ、多くの方の支えがあってこそ、子ども達は健やかに伸びていく事ができます。教員一同、感謝の思いを新たにする1日となりました。
お手伝いいただいたお父様・お母様、ありがとうございました。